漫画  野良猫の憂鬱な世界の休息
MAR(メル)   安西 信行(あんざい のぶゆき)

主人公虎水(とらみず)ギンタ、メルヘンやおとぎの世界を信じている中学校二年生の少年。そんな彼が異世界へと旅立つ。

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彼は異世界を信じている、彼は今まで何度も同じ夢を見ていた。多少なり同じ夢を見たことはあるだろうが、彼は102回もの同じ夢を見ていた。

そこはメルヘンの国、平和な世界に魔王が現れ、姫をさらっていく。魔王を戦い姫を助ける。これが繰り返される夢の大まかな内容である。

そんな妄想ともいえる話を唯一信じ、聞いてくれる友達 小雪。ギンタの夢の世界に現れるお姫様はいつも小雪そのままであった。

そして次の日、教室に突然現れた扉、異世界の住人から招かれたギンタ。ギンタは小雪や友達に別れをつげ、その扉をくぐる。そこに待っていたものはギンタが何度も夢に見た世界だった。

ここから彼の冒険は始まるのだった。





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