漫画  野良猫の憂鬱な世界の休息
うえきの法則   福地 翼(ふくち つばさ)

主人公植木耕助(うえき こうすけ)、手で覆えるものに限り、自分がゴミと認識したものを木に変える不思議な力を持っている。

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彼にこの能力を与えたのは担任の小林であった。しかし担任の姿は仮のものであり、実は神候補の一人であった。神候補とはその字の通り次の神になる資格を持つものである。

現在の神は次の神を選ぶためにあるゲームを計画した。面白そうだからという理由だけで。豪快な人物である。そのゲームとは100人の神候補が各々選び抜いた一人の中学生に能力を与え、戦わせ、その者を頂点へと導くゲームである。

能力を与えられた中学生は能力で能力者でない人を傷つけるたびに才(才能)を失っていく。全ての才をなくしたものはこの世界から消滅してしまう。

そこで小林は植木を試すことにした。小林が求める条件は自らの才をゼロにする正義があるかどうかであった。それは自分の才も捨てれないハンパ野郎には最後まで勝ちあがれるわけがないと言う理由からであった。

そして植木は何のためらいもなく他人を守るため人を攻撃し才をひとつ減らした。それをみて小林は植木をゲームに参加させることを決めたのであった。植木は己の正義を貫き勝ち上がって行く事が出来るのだろうか。





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